会社の同僚、上司との関係は必ず継続しよう
いままで勤務していた会社の上司、同僚、部下の方々にはどのような関係を保てばいいのかを考えましょう。
辞令は上司からなので、もちろん上司は知っています。そして赴任間近になれば他の社員にも報告をすることでしょう。
それでは、共に働いてきた仲間に対して、「じゃあ元気で」とばっさり関係を絶っていいものでしょうか。
答えはもちろんNOです。
そこには打算的な関係があります。
上司は自分を守ってくれる心強い味方
これはもちろん上司によります。
上司といつも対立していて気がまったく合わないのであれば、赴任が決まってせいせいしていることでしょう。
しかし、そうではない場合があります。
尊敬できる有能な上司のもとで本当はもっと働きたかった。
そう思えるような上司に巡り合えたのならば、その気持ちを赴任前に素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
上司にとって部下とは子どものようなものであり、自分の弟子のようなものであります。
双方の関係が密接であればなおさらです。
その部下の赴任が決まったとなれば、上司はどう思うでしょうか。
出世の道へ走ってくれた。自分が育てた甲斐があった。もっとこの部下と働きたかった。本当は手放したくない。
きっとそう思ってくれるでしょう。
しかし、ここは会社です。単身赴任は本社の辞令であり、それを受けたら上司は黙って送り出さなければなりません。
そこで部下のあなたが日頃の感謝の気持ちを伝えれば、上司は感無量なのではないでしょうか。
同僚と部下との関係は将来のために必ず保つべき
これは特に同僚に関して言えます。
同僚、同期は自分の最も信頼の置ける仲間であり、友人です。同期は一生の宝とはよく言うものです。
また、さまざまな部署に同期はいることでしょう。
人事部、営業部、総務部、経理部等々、将来の幹部候補の方もいるかもしれません。
自分と同じように出世街道を走っていれば、将来コネ、ツテという形で必ず心強い見方になってくれます。
部下に関しても同じです。もしかすると、将来化けるかもしれません。自分の上司になるかもしれません。
そのような将来有望な部下との関係は切るべきではありませんね。
将来を考えた関係を築こう
上記のように、上司をはじめとした同僚、同期、部下は長い目で見てみると非常に大切な仲間だと言う事ができます。
中には数年後本社に出世する人も出てくるかもしれません。
そうなったら、昔のコネを利用して連絡をとってみましょう。
もしかしたら単身赴任の満期を早めてくれるかもしれません。
このように、多少打算的ではありますが、会社の仲間の関係は必ず保つようにしておきましょう。