衣服の荷作りのコツ
クローゼットに入っていた衣類はハンガーをつけたままで荷作り
まず、クローゼットの中でハンガーに吊るしていた衣類の場合は、ハンガーごとふわっとやわらかくたたんで、大きなダンボール箱に入れるというのがおすすめです。ハンガーから外してたたみ、ギュッとダンボール箱に詰めるような形にしてしまうのは、シワや型崩れの原因となるため、おすすめできません。
もちろん、引っ越し業者からハンガーボックスが貸し出されていれば、それを利用するのがベストです。
タンス・衣装ケースに入った衣類はどうする?
さて、タンスや衣装ケースに入った衣類の場合、「引き出しが開かないようにひもなどで縛っておけば、そのまま荷作りできる」というノウハウなどを見かけますね。
しかし実は、これにはとんでもない落とし穴があります。
「衣類を入れたままで荷作りする」という手は、木製のタンスでは絶対にやらないで下さい。
なぜかというと、木製のタンスに衣類をギッシリ詰めたまま運ぶと、運搬途中の振動や、荷運び時に引き出しが受ける重みなどで、形がゆがんでしまったりする可能性があるからなんですよ。木製のタンスは「木のパーツの組み合わせ」でできているので、その接合部に負担がかかるとゆがみが生じやすいのです。
木製のタンスに入っている衣類は、必ずタンスからすべて出し、ダンボール箱に入れるようにして下さいね。
これに対して、プラスチック製の衣装ケースの場合は、木製タンスと違ってゆがみにくいですから、引き出し部が開かないようにひもやテープを使っておけばOKです。