引っ越し後、すみやかにおこなうべき手続き
引っ越しが終わったら、なるべくすみやかに、以下のような手続きを済ませていく必要があります。
〇転入届の提出をし、住民票の住所変更を完了させる
〇運転免許証の住所変更
〇銀行や保険会社への住所変更手続き
特に、転入届の提出は「引っ越し後2週間以内」という期限がありますから、なるべく早めに出す必要があります。
それに、転入届を出して住所変更の手続きを完了させなければ、「新住所を証明する住民票」が出せませんから、この手続きが遅れれば遅れるほど、他の手続きに悪影響を与えてしまいます。
健康保険や年金が、国民健康保険・国民年金の場合は、転入届の提出とともに、役所で手続きしておきましょう。
厚生年金や社会保険・組合保険などの場合は、勤務先に住所変更を伝えることになります。
引っ越し後は友人知人への「お知らせ」も忘れずに!
引っ越し後にやるべきことと言えば、ハガキなどによる「引っ越しのお知らせ」を友人知人に送ることも忘れてはいけません。
近年では引っ越し連絡をメールやLINEで済ませる人も多いですが、メールやLINEで住所変更を知らせても、その情報をちゃんと控えて長く残しておいてくれる人というのは、意外と少数派です。
そもそもメールやLINEのやり取り自体は住所が変わっても問題ないので、「住所に対する意識」というのが薄くなりやすいんですよね。
やはり、引っ越しのお知らせは、形として残るハガキで送るのがベスト、と言えるでしょう。
新居のチェックも忘れずに!
引っ越し後にやるべきこととして、意外と多くの人が忘れやすいのが「新居のチェック」です。
もちろん、物件の下見の際などに、最初からあったキズや不具合などに気がつけば伝えてはいるでしょうが、やはり「実際に生活してみないと気が付かなかった不具合」などが出てくる可能性はあります。
新居に住み始めて数日程度で不具合等に気付いて、それを不動産屋や大家にすぐ伝えれば、大家負担で何とかしてくれる可能性が高いですが、「住んでから何ヵ月もたって気が付いた」という状態では、その不具合は入居者であるあなたが引き起こしたのでは、と判断されてしまうことも少なくありません。
不具合等は入居前に気付くのがベストですが、それができなかった場合は「1日でも早いタイミング」で気付くのがベター、というわけですね。